【求職者必見】派遣で働くメリット・デメリットについて

派遣について

転職サイトで求人を探す際、派遣社員の求人が多く掲載されているのを皆さんもよく見かけるのではないでしょうか。

ただ、派遣社員といえば不安定な雇用というイメージが強く、そもそもパート・アルバイトとの違いがよくわからないという方も多いかと思います。

それもそのはず、「一般社団法人日本人材派遣協会」のデータでは、派遣社員の雇用者全体を占める割合は2.5%とかなりの少数派です。

  • 周りに派遣社員として働いている人もいない
  • 時給が高そうな仕事も一見多いけど不安でイマイチ一歩が踏み出せない•••

そんな方も多いのではないでしょうか。

この記事では、長年派遣会社の営業として派遣社員の方々を間近でサポートしてきた私から、派遣社員として働くメリット・デメリットを解説させていただきます!

この記事を読むことによって、「派遣社員で働くことって実際どうなの?」という疑問が解消できます。

目次

  • 派遣社員として働くメリット
  1.  ライフスタイルに合わせた働き方が可能
  2.  未経験でも採用されやすい
  3.  派遣会社のサポートが受けられる 
  • 派遣社員として働くデメリット
  1.  毎回契約更新があり、期間の上限は3年間と決まっている
  2.  業務範囲が限られており、裁量がないので仕事内容が単調になりがち
  3.  時給制なので欠勤が続くとダイレクトに給与に影響する

派遣社員として働くメリット

 1. ライフスタイルに合わせた働き方が可能

正社員のお仕事だと週5日勤務、フルタイムで残業ありの求人がほとんどですが、派遣社員の求人だと週2~3日の出勤の求人や時短勤務で働ける求人も多く募集がかけられています。

また、残業は基本的に派遣社員の方にはお願いしないことが多いので、就業後にお子さんのお迎えがある方や副業に取り組む時間が必要な方にはタイムスケジュールが組みやすいという利点があります。

2. 未経験でも採用されやすい

せっかく勉強をして資格を取ったのに、正社員の就職先が決まらない•••という方も中にはいるかもしれません。

そんな方にはまずは派遣社員として就職し、実務経験を積むことをオススメします!

派遣社員と聞くと「スペシャリスト」というイメージを持っている方も少なくないかと思いますが、派遣法の改正や昨今の人手不足もあって、現在は未経験の方でも活躍できる場が増えています。

3. 派遣会社のサポートが受けられる

派遣社員として就業が決まると派遣会社から営業担当が振り分けられ、あなたをサポートしてくれます。

派遣社員の雇用元は派遣会社となるので、就業する中で労務トラブルが起こった時に派遣会社が間に立って交渉してくれます。

パート・アルバイトだと自分で直接雇用主に交渉をしなくてはいけないので、そういった点では心強いです。また、今の派遣先での契約期間が終わっても、営業担当が次の派遣先を一緒になって探してくれることが多いです。

派遣社員として働くデメリット

1. 毎回契約更新があり、期間の上限は3年間と決まっている

派遣社員の契約期間はまずは3ヶ月間の契約を結び、契約期間の2ヶ月目に次の契約更新の有無を決めることが多いです。

もちろん派遣社員側から契約終了を希望することもできますが、逆に派遣先から予期せぬ契約終了を告げられることもあります。

ただし、契約終了の通知は遅くとも1ヶ月前にとなっているため、急に「明日から来なくていいよ。」というようなことはありませんが、契約期間の見通しが立ちにくいです。

また契約更新が続いたとしても、派遣法により同じ職場で同じ業務ができるのは3年間までと上限があります。

その後は別の派遣先で就業開始したり、派遣会社の社員として雇われて同じ派遣先で働き続けたり、派遣先に直接雇用されるなど選択肢がありますが、期限が近づいてみないとどうなるかわからないことがほとんどです。

2. 業務範囲が限られており、裁量がないので仕事内容が単調になりがち

基本的に社員の業務負担軽減のため、派遣社員を採用することが多いです。

そういった背景から派遣社員の方には責任が伴わない補佐的業務をしてもらうことになり、業務内容が単調になりがちです。

様々な業務に取り組みスキルアップをしていきたい方やルーティンワークが苦手な方には向いていないでしょう。

ただし、まずは派遣社員として採用し、ゆくゆくは社員として雇いたいという募集も中にはありますので、求人エントリーの際に派遣会社に確認するといいでしょう。

3. 時給制なので欠勤が続くとダイレクトに給与に影響する

一部の例外を除き、派遣社員のほとんどが時給制で賃金が支給されます。

体調不良等で連続して欠勤をした場合、欠勤分は時給が発生せず月にもらえる金額が前月に比べてガクッと下がってしまうことがあります。

ただ、有給を使用したり、社会保険に加入する働き方をしている場合であれば、傷病手当金の申請ができますので制度をうまく活用しましょう。

未経験の職種にチャレンジしたい人にはオススメな働き方の一つ!

求職者側の派遣として働くメリットは、

  • ライフスタイルに合わせた働き方が可能
  • 未経験でも採用されやすい
  • 派遣会社のサポートが受けられる

派遣社員として働くデメリットは、

  • 毎回契約更新があり、期間の上限は3年間と決まっている
  • 業務範囲が限られており、裁量がないので仕事内容が単調になりがち
  • 時給制なので欠勤が続くとダイレクトに給与に影響す

となります。派遣のお仕事は一見敷居が高いように見えますが、子育てや介護などの合間に仕事をしたい人、未経験の職種にチャレンジしたい人にはオススメな働き方の一つです!

ぜひ就職先の選択肢の一つとして考えてみられてはいかがでしょうか。

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